児童養護施設の子供達と触れ合う機会があった
ほぼネグレクト等の虐待を受けて保護された子供達ばかり
虐待児と事前に聞いていたので身構えていたんだが
最初は「なーんだ普通の子供達じゃん」とか思って一緒に遊んでいた
でも、やっぱり普通ではなかった
まず愛情に飢えてる感が半端ない
「構って構って!私だけを見て!」って感じが凄い
あと幼少期に教えてもらう常識がない
小学校中学年ぐらいの子供なのに色がわからない子がいた
当たり前のように「これって桃色?」と水色のバケツを指して聞いてきた
でもやっぱり一番の衝撃は母親への強い想い
外出や外泊、面会等が許可された子供達は凄くその日を楽しみにしている
それでもその約束を平気ですっぽかす親もいる
楽しみにしていた子が不憫で「今度ママに約束守らなきゃダメって怒ってあげる」と言ったら
泣きそうな顔で「ママが可哀想!やめて!ママを怒らないであげて!」って超必死
約束の日に「ママまだかなー?」「そろそろだよね」「何かあったのかなー?」って
どんどんしょげていく様子を見てたから、その子が可哀想で仕方なかった
それでもその子は母親が大好きで、何度裏切られても待ち続けていた
私が見た忘れられない衝撃的な出来事