臨月の時。予定日まであと10日と言う時に、突然の急用ができ、市内の方まで行く事に。
用事は無事に済み、かなり張っていたお腹を気にしながら電車に揺られていると、突然の破水!もう、目の前が真っ白になり、激しくテンパッってると、近くにいた女子高生達(見た目はガングロギャル)3名が、『アンタ、大丈夫!?』とダッシュで側に来てくれ、一人は私の背中をさすってくれ、もう一人は次の停車駅前にタクシーを呼んでくれ、あとの一人は私の持っていた荷物をしっかりと守ってくれていました。
次の駅で3人に抱えられた私はタクシーに乗せられ病院へ。
少し早いながら無事に子を産み分娩室をでると、彼女達3人と、いつの間にか、別の彼女達のお友達も2人増え、みんなに『オメデトウ!!』と言われました。
もう、感謝の気持ちと感動で涙が止まらず、何時間も見ず知らずの私の安否を気にして、オメデトウを言う為に待っていてくれた彼女達に、私自身、心が洗われました。
格好が今時でも、心はとても美しい彼女達。あの時は本当にありがとう!!
うちの子も今では5歳。この話をすると、ニコニコと笑って聞いています。