「ウチの子は手がかからない」
「ある程度の事なら自分で出来るから」
「困った時はお互い様じゃない」
とまくしたて、標的を囲み逃げ道を潰し、勢いで相手に預け、
引き取りに来た時にブツクサ文句を垂れると有名なママ3人がいた。
子供はみな男児なのだが、暴れん坊の猿ガキ。
私の母にも「1日でいいから預かれ!」としつこい。
母は「家には大きな犬がいて子供が危ないから」預かれないと何度も言っているのに、
あんまりにもしつこいので1日だけ預かることにした。
預かる当日、「じゃあヨロシクネン」と颯爽と遊びに出かけるママ3人。
「お邪魔します」の挨拶もナシ、靴を脱ぎ散らかして家に上がり込むガキたち。
リビングのドアを開けた瞬間、ガキ達は絶句した。
そりゃそうだ、我が家にはボクサー犬が8匹居るんだもの。
見たことない人間に興味津々のボクサー達は「だれ!?だれ!?君たちだあれ!?」と大はしゃぎ。
ガキ達の周りをものすごい速度でドタドタ走り回って遊んでアピール。
ガキ達涙目。
私はカメラで「ホームビデオ」としてその様子を録画。
ガキ達はおとなしくソファーに座り、出されたオヤツもお行儀よく食べ、
夜の9時にママたちが迎えに来たので自宅に帰っていきました。
それ以来「外のお家怖い!」と言ってママ達が出かける時は自分の家でお留守番しているそうです。
だから「大きな犬が(沢山)いて危ない」って言ったのに・・・。
ガキ達に遊んでもらえなかった犬たちは(´・ω・`)顔してました。